2020.08.02 Sunday
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人の器量を見立てて使ふべし(岩垣光定『商人生業鑑』)
江戸時代の商人社会は、文字通り実力の世界であった。武士階層が家代々の役職と家禄に縛られていたのに対して、商人社会では適材適所の人事と人材の抜擢がごく当たり前のこととして実行された。
前掲の言葉は、その商人社会の常識を改めて説いたもの。まず、次のように説いている。
「人の生付(うまれつき)には違ひあり。ここをよく心得、奉公人はそれぞれに使ひ、子供(丁稚)にも性質を見立てて相応の生業(すぎわい)をさすべし。一人に万事具(そな)はる人は稀なり」
そして別記して、次のように補足している。
「人の用ゆるに、得たること得ざることあり。大工が材木の長短を見分け、その能きところに用ひなすが如し。至極、実体正直にて器量狭き人に、大きなることを任すは、十歳の小時に大石を揚げさせ、鷹の子に大鳥を取らすに同じ。強く重荷を懸ければ、大きに患ふなり。人は器量を見立てて使うべし」
8月2日、商いの心一日一言の言葉です。
おはようございます。
人の適材適所というのは実に難しいものです。
どんなに優秀でも出来ないこともある。
よく人を見極め力を発揮できる場所で働いてもらうというのはリーダーの仕事と言える。
生まれつき違うということを理解しなければなりませんね。
今日も一日がんばります。
- by: くぼちゃん
- 商いの心
- 06:15
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